令和4年度メディア芸術アーカイブ推進支援事業に採択された「劇団かかし座」影絵アニメフィルムのデジタルアーカイブ化に協力
2023年02月14日
映像資産DXサービスを展開する株式会社エクサインターナショナル（本社：東京都港区、代表取締役社長：西美砂子、以下エクサインターナショナル）は、有限会社劇団かかし座（本社：神奈川県横浜市、代表取締役：後藤圭、以下劇団かかし座）が、令和4年度文化芸術振興費補助金メディア芸術アーカイブ推進支援事業に採択された「影絵アニメーションフィルムのデジタル化と公開」事業において、デジタルアーカイブ化のパートナーとして採用されたことをお知らせいたします。
※本内容はプレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMESにも掲載しております。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000070421.html
劇団かかし座 影絵グリム童話「赤ずきん」より
エクサインターナショナルについて
株式会社エクサインターナショナルは、ポストプロダクション（編集・MA・テレシネ・DCP）事業を中心に、映像コンテンツ企画制作、3Dバーチャルスタジオ運営、ライブ動画配信などを行う総合映像サービス事業会社です。近年特に、VTRのメーカーサポート終了に伴いフィルム/テープで保管されている映像素材のデジタル化が喫緊の課題となっている背景もあり、映像資産のファイル化/アーカイブ化による利活用促進と保管コスト圧縮を実現する「映像資産DXサービス」に多くのご発注をいただいております。
劇団かかし座について
1952年創立。2023年に70周年を迎えた日本でもっとも歴史ある影絵劇団。生身の俳優のドラマチックな歌と演技と踊りが美しい影絵と融合した、影絵劇(シャドウ・ファンタジー)公演から、独自のレイヤーアートによる影絵作品の制作等、影絵に関する総合的な活動を多角的に展開。また、人間の素手と身体の一部で100種以上の動植物等のモチーフを表現する手影絵(ハンド・シャドウ) パフォーマンスは、現在までに全世界27カ国で絶賛され、様々なメディアやミュージックビデオへの出演、音楽ライヴ等のアーティストへの指導・監修も行うなど、活動の幅を広げています。
デジタルアーカイブ化に至った背景
今回エクサインターナショナルは、劇団かかし座が1970年代から80年代にかけて制作し、TBS系列で全国放送されたテレビ影絵シリーズ「影絵むかし話」と「影絵グリム童話」をデジタルアーカイブ化しました。
契機となったのは、劇団かかし座の「影絵アニメーションフィルムのデジタル化と公開」事業が、令和4年度文化芸術振興費補助金メディア芸術アーカイブ推進支援事業に採択されたことです。「文化芸術振興費補助金メディア芸術アーカイブ推進支援事業」とは、「我が国の優れたメディア芸術作品や散逸、劣化などの危険性が高いメディア芸術作品の保存及びその活用・公開等を支援することにより、我が国のメディア芸術の振興に資することを目的」とした、文化庁の支援事業です。
参照：令和4年度文化芸術振興費補助金メディア芸術アーカイブ推進支援事業について | 文化庁 https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/93659601.html
現在、「影絵グリム童話」シリーズ全52話を「かかし座ビデオシアター」で配信中ですが、「影絵むかし話」も全65話中の26話を先行配信し、残るエピソードも順次デジタル化し、配信する予定です。
両社代表のコメント
●劇団かかし座 代表 後藤 圭
長い間、フィルムの状態で休眠していた「影絵むかし話」と「影絵グリム童話」が、この度、エクサインターナショナル様によりデジタル化され、再び日の目を見ることとなりました。現在のアニメーションとは異なる、極めてアナログな手法で制作されたものですが、手作りならではのあたたかみのあるこれらのシリーズを、最新のデジタル技術でお届けできることは非常に感慨深く、この機会に多くの方にご覧いただけましたら幸いです。
●株式会社エクサインターナショナル 代表取締役社長 西美砂子
この度、劇団かかし座様の貴重な作品のデジタル化に貢献出来ましたことをとても光栄に思っております。国内、海外ともにより多くの方に素敵な作品がご視聴されることを期待致しております。今後も日本の文化でもある貴重な映像作品の継承に貢献出来る様誠実にサポートを継続してまいります。
お問い合わせ先
株式会社エクサインターナショナル
営業部：橋本 武志
e-mail：hashimoto@exa-int.co.jp
有限会社劇団かかし座
株式会社エクサインターナショナル
